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2024.08.04
ウッドワン美術館 『玉田多紀段ボール物語』
広島県廿日市市吉和にありますウッドワン美術館で
『玉田多紀 段ボール物語』
が開催されています。
段ボールを使った作品を展示されるということで、松田葵段ボール株式会社は協賛させて頂きました。
玉田多紀さんは古紙段ボールを使って様々な作品を制作している作家さんです。段ボールを丸めたり、制作しやすいように柔らかくしたり、水につけて解体したりと、捨てられるはずだった段ボールを生き返らせるべく、いろいろな可能性を引き出し、見るものを圧倒させるほどの迫力ある作品を制作されています。
7月13日、開催初日!!
玉田多紀さんとご一緒に作品を鑑賞してきました!
まず入ってすぐに大きな恐竜がお出迎え!大きさに圧倒されるとともに、恐竜の中を支えている骨組みからすべて段ボールで出来ていることにさらに驚きました!
次はウッドワン美術館がある吉和にまつわるお話を参考に作られた作品がありました。熊の毛並み一本一本細かく丁寧に作成されていて、今にも動きだしそうなくらい、繊細に表現されていました。子熊ちゃんが、とっても可愛かった☆
その他にも絶滅危惧種を扱った物語・育児奮闘を記録した蓮太郎物語など様々な物語があり、作品に触れたり出来ます。
実際に段ボールに触れて体験できるスペースもあり、子供から大人まで楽しめる展覧会。ぜひ夏休みに親子で参加してみてはいかがでしょうか。9月23日まで開催。高校生以下は無料となっています。
『WOODONE Messenger』という作品は、大きな翼に来場者の方が自由に書いたメッセージをどんどん貼っていくことで、作品の完成となるようです。これは、来場者もメッセージも作品の一部だという玉田さんの素敵なお考えのもとうまれた作品です。最終日にどうなっているのか、何度か訪れてみたいと思いました。
オープニングの日は玉田多紀さんと約1時間かけて、玉田さんの楽しいお話と一緒に作品をゆっくり鑑賞しました。制作の秘話は作品の見どころを紹介してもらい、また違った感想を持つことができました。
どの作品も圧倒的な大きさと迫力を感じ、近くで見ると質感や表情、細部の表現など細かい作業にビックリしました!
ほぼ100%再生可能で環境にやさしい素材である段ボールを使って絶滅危惧種の動物を作成されていることに、環境問題などの社会の在り方について、何か問いかけている感じがしました。
繊細かつスケールの大きな作品に圧倒させられるとともに、様々な問題についても考えさせられる、魅了させられた作品展でした。
松田葵段ボール株式会社が寄贈したガチャガチャにサインをして頂きました☆
松田葵段ボール株式会社の紹介をして頂いています。
ご覧になってください!